ゴールドジムの実技セミナーに参加した時の話
僕は大学3年の秋トレーニングのレベルアップを図るため、ゴールドジムに入会した
しばらくして銀座中央店の開店記念、実技セミナー&レセプションパーティーなるものに参加した。
これは新店舗がオープンする度に開催されるもので、毎回ゴールドジム所属のトップトレーナー兼ボディビルダーがゲストでくる。
その時は日本選手権七連覇中のゴールデンボーイ鈴木雅さんだった。
→即申し込み
当日僕のようなトレーニング初心者から、ゴリッゴリのボディビルダーまで40人程が集まった。
参加者の質問に答えながら、実指指導していくという形式で進むはずだったが、当初僕を含め参加者全員、憧れの存在を前に緊張しまくりで質問がでなかった。
鈴木さんは苦笑いしながら状況を察して、まずは自身がトレーニングで大切にしているポイントを丁寧に話してくれた。
そして一段落ついてから、疑問点があれば質問どうぞと再度投げかけてくれた。
爽やかな笑顔、穏やかな口調、優しい気遣い、なんという筋肉紳士だと思いつつ。
あるおじさんが質問した所から、本格的にセミナーが始まり、あっという間に2時間が過ぎた
鈴木さんは競技者としても、トレーナーとしても超一流だった。
普通なら理論と感覚どちらかに偏るけど、そんな事もなく、両方大切にしながら、行き来してる感じ。
仮説・検証を繰り返して、強靭な体を作り上げ、そこで得た事をクライアントの指導に活かす。
そして最終的には正しいフィットネスの普及という目標にコミットしていく。
生き様が超一流だと思った。そんな人の指導を受ける事ができ、一生忘れられない貴重な体験となった。
健康情報番組は相当ヤバい
TV業界全部がオワコンだとは思わない
けれど健康情報番組に限っては
百害あって一利なし
完全なオワコンだと
こんな僕でも断言できる
「〇〇は身体に良い」
しばしば〇〇の部分に
衝撃的な食べ物が来たりする
例えばこれ
リアルタイムで見た時
びっくりしすぎて
顎が外れそうになった
順番にツッコミを入れていきたい
まず血糖値の上昇を抑える物として
油とお酢を挙げている
お酢は良いとして
油は一定の条件下で
という補足が必要なんだけど
それが無い
炭水化物の摂取量を
規定量まで抑える事で
体のエネルギー源が
炭水化物(ブドウ糖)から油(ケトン体)
に切り替わる
その状況下では血糖値が安定するという事
しかもマヨネーズの油は
身体に溜まりやすい飽和脂肪酸
のような不飽和脂肪酸とは違うので
それこそ身体に良いとは到底言えない
次に卵のタンパク質が
筋肉の生成を助ける点について
これはマヨネーズの成分表示
タンパク質0.4gとある
これは卵1個に含まれる
タンパク質の15分の1
成人の推奨たんぱく質摂取量は大体体重分
なので筋肉の足しになるわけがない
一つの情報に
誤解と嘘が盛りだくさん
これが健康情報番組の現状
人を上から目線で
評価するのは好きじゃないし
そんな事をできる人間でも無いけど
この情報で悪影響を被る人が大勢いるのだから
これほど無知で罪深い存在は他に無いと思う
僕の母は盲目的にテレビを信じ切っている
「〇〇は身体に良いらしい」
と知るとすぐに実践する
そればかりか
人に好き勝手アドバイスして
押し付けてくる
そういった意味でも
日々迷惑している
Abema TVかなんかで
こうゆうのに一石投じる番組
が出てくるのを願うばかり
僕が筋トレを継続する為に行った7つの事
現状を変える3つの要素は
人
住む場所
仕事
と聞いた事がある
振り返ってみると
僕が筋トレを継続する為に
してきた事もそれに近かった
羅列するとこんな感じ
①目標の体をホーム画面に設定
この体になるんだと、念じながらスマホを開く
②体を1週間毎に記録し、成果を可視化
僕は体に何も入ってない朝一番に撮ってた
Progressというアプリはオススメ
③批判や嫌味を言ってくる人と距離を置く
あなたを自己満足やナルシスト呼ばわりし、自己流の理論を押し付けてくる輩が必ず現れる。結果が出れば大概黙るけど、ポジティブな行動にケチをつける人は、個人的に切り捨てて差し支え無し
④筋トレ仲間を作る
筋トレを始めると体がみるみる成長する。その体験を共有できる仲間がいれば、モチベーションは爆上がり必至。トレーニングのレベルが上がれば、補助を行う事で、より限界まで追い込める
⑤体を変えた後、何をしたいか紙に書き、常に携帯
気持ちが下向いた時に原点に帰る
⑥家や職場、学校など、自分の活動エリアに店舗がいくつもある24時間ジムに入会。月会費だけでなく、在籍の縛りがないかもチェック。
⑦SNSで筋トレ界隈の人を片っ端からフォロー。ダイエット理論が常に目に入る状態を作る。マッチョの脳内をトレースし、学生時代の筋トレの常識は捨てる
最初の3ヶ月を
乗り越えて
結果が出れば
楽しくなって
習慣になる
さらに時間が経って
筋トレしないと気持ち悪い
という段階に至れば
こっちのもん
一生モノの健康管理のスキル
を手に入れたと言っても
過言ではない
なれるまではかなり苦しくて
サボりたくなるので
事前に環境を整える事が大事
できる事から一つずつ
僕のコンプレックス
人生を生きる上で
アレルギーはかなりの負債だと思う
僕にとっては幼い頃からの悩みのタネ
全力疾走したら
気管からピューピュー音がして
苦しくなったり
→喘息
急に眼が痒くなって
一度掻くと魚の腐った目の様に
血走りまくる
→結膜炎
花粉の季節は
日本一ティッシュが
必要な男になる
→鼻炎
小学校5年の時には
突然体が痒くなって
全身体が傷だらけ
そのせいで野球を辞めた
→アトピー
歳を重ねるにつれて
症状は落ち着いてきたけど
こんな事は日常茶飯事
最近久し振りに
アレルゲン検査をしたら
僕のアレルゲンは
花粉、ハウスダスト、犬
だった
家には10才になる愛犬がいるので、
おいおいまじかと思いつつ…
眼や肌が痒い、鼻はムズムズ
になると気が散って
目に見えて、1日の生産性が落ちる
普通の状態を保つため為に
常時薬を飲まないといけないので
長い目で見たら
お金も時間もコストが半端ない
これとは非じゃないくらい
がいるのは知ってるけど
アレルギーもかなり大変
彼女もいない今の現状を考えると
杞憂でしかないけど
ふともし子供を作ったら遺伝して
辛い思いをさせるんじゃないかとか
思ったりもする
唯一良かったと思うのは
体が弱い人の気持ちが分かる事
だけど
将来完治できる技術ができてほしい
その時に備えて筋トレで
心身共にベストな状態を
保っていこうと思う
ぼくの筋トレ師匠『Y君』
大学3年の3月。
いろんな事がうまくいかず、めちゃくちゃ落ち込んでいた時、ある動画を見たことがきっかけで、ダイエットを始めた。
その動画とは
ぼくのアルバイト先にいた
筋トレガチ勢Y君が
デッドリフト200kgを決める動画。
所狭しと重りがついたバーベルの前に立ち
気持ちを集中させ、一拍おいてから
深呼吸して、バーに手をかける。
体を前傾させながら
尻を後方に突き出し、脚で床を押し込んだ後
「よっしゃああああ!」という掛け声とともに
背中で力強く引き上げる。
そして最後はにっこり笑顔。
動画を見て
なんのトレーニングをしているのか
全くわからなかったが
ぼくは彼の一挙手一投足に心を打たれた。
ベッドから飛び起き
思わず「めっちゃかっこいいな!」と
唸ってしまった。
それからY君のアカウントをしばらく眺めた。
それまであまり知らなかったが
彼は会社経営、バンド活動、トレーニング
三足のわらじで情報発信をする
スーパーマンだということがわかった。
自分には遠い存在だなと
卑屈な気持ちになりかけた時
あるツイートが目に入った。
彼がトレーニングをする前と後の写真
が載っていて、その下にこう書かれていた
「人は変われる」
時間にして5分程の出来事だったが
ぼくは彼の影響を受けて、トレーニングを始め
そこから自分の人生を生きていく精神を作ることができた。
まだ自己実現とは程遠い、状況ではあるけれど
Y君にはとても感謝している。
いつかお礼が言えたらなと思っている。